診療科目 

整形外科

 整形外科は、どのような方を診察し、治療する科なのでしょうか?中には、整骨院や接骨院と区別がついていない方もいらっしゃると思います。

 整形外科は、運動器の疾患を扱う科であり、身体の芯となる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科です。主には背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。

 背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と「足の外科」、スポーツによるケガや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(癌や肉腫)を扱う「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」といったように、多数の専門分野があります。

 スポーツ障害や交通外傷、労働災害などに代表される打撲、捻挫、骨折などの外傷学は勿論のこと、変形性変化を伴う加齢性疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風、運動器の腫瘍、運動器の先天異常など、新生児期から老年まで幅広い患者層を扱います。

 整形外科へ受診される方のおよそ7割が腰痛や膝痛を訴え、残りは、骨折やしびれ、スポーツ障害などで来院されます。そのような方を診断し、治療するのが我々整形外科医の役割です。整骨院や接骨院との違いですが、レントゲンやMRI・CTといった画像撮影とその診断ができ、内服薬処方や点滴・注射・手術などが行えるのが、整形外科です。また、急性期・慢性期の区別なく、ほぼすべての治療が健康保険を用いて行えるのも整形外科です。

 整形外科の疾患以外で、何か困った事がございましたら、地域のかかりつけ医として診察いたしますので、お気軽にご相談ください。

スタッフ一同の写真

 

リハビリテーション科

 リハビリテーションでは、頚部痛、肩こり、四十肩、五十肩、腰痛、肘や膝などの関節痛、スポーツ障害、骨折後、歩行不安定、ロコモティブシンドロームなどの、様々な疾患に対する治療を行います。

 当院では、理学療法士・作業療法士・柔道整復師による様々なアプローチからなる運動器リハビリテーションを積極的に提供しております。運動器リハビリまで必要の無い比較的軽めの症状の場合や、運動器リハビリ後の体の状態を維持する場合には、物理療法をお勧めします。当院における物理療法には、ホットパック、低周波、マイクロ波、頸椎牽引、腰椎牽引、ウォーターベッド、メドマーがあります。

※令和3年12月時点で、理学療法士は在籍していますが、柔道整復師および作業療法士は在籍しておりません。

 また、体力向上・筋力向上のため、エアロバイク、レッグプレスなどのトレーニング機器も設置しています。さらには、柔軟性・バランス感覚を養うためのバランスボールやストレッチポールも用意しております。

 当院では、運動器リハビリテーションの施設基準(Ⅰ)で皆様にリハビリを提供しています。運動器リハビリをご希望の方は、いつでもご相談下さい。

※運動器リハビリテーションは予約制です。

リハビリ風景の写真

 

リウマチ科

 リウマチ科関節リウマチとは自己免疫疾患と考えられており、体の細胞が誤って自分自身を攻撃してしまう疾患であり、一般的に関節や骨、筋肉等が痛くなったり、こわばったりする病気を指します。

 関節リウマチの初発症状は一般的には、指の関節痛が多いとされています。加齢とともに、指が痛くなる経験をされた方いらっしゃると思います。指のみならず、肩や膝といった大関節の症状を初期に訴える方もいらっしゃいます。

 関節リウマチではないかと心配されている方は、レントゲン撮影や超音波検査、採血により診断できますので、当院へお越しください。 診断が困難な場合は、膠原病内科へ紹介させていただきます。

 当院では患者様に最適な薬を選択し、治療します。またリハビリテーションやブロック注射、ヒアルロン酸注射なども組み合わせることによりにより日常生活レベル(ADL)を改善していきます。

リウマチのイラスト

 

その他の外来

 骨粗鬆症外来
 骨折したことがある方はいらっしゃいますか?子供でも大人でも、皆、骨折する可能性はありますが、特に折れやすい方は、骨粗鬆症かもしれません。女性の場合は、特に40代後半から女性ホルモンの低下により、骨が弱くなります。骨が弱くなった状態を骨粗鬆症と言います。

 骨粗鬆症がひどくなれば、くしゃみをしただけで、あばら骨や腰骨が骨折することがあります。骨粗鬆症は、早期発見、早期治療をすれば、十分防ぐことができるものなのです。

 腰椎圧迫骨折(腰の骨)、大腿骨頚部骨折(ももの骨)、橈骨遠位端骨折(腕の骨)はご高齢者の三大骨折と言われます。特に、腰椎圧迫骨折、大腿骨頚部骨折は重症であり、長期入院が必要になります。

骨粗鬆症の骨の状態


 当院では、踵で測定する簡易型のものではなく、GE社のDEXAという最新の機械で、腰椎・大腿骨の骨密度を正確に測定します。また、採血による骨形成マーカー、骨吸収マーカー、カルシウム値なども測定し、総合的に診断の上、治療方針を決定いたします。

骨密度装置DEXAの写真

 

 装具外来
 膝が痛い、腰が痛いといった場合、しばしば関節用サポーターやコルセット等の装具を処方します。うまく装具を装着することで、症状の緩和や悪化の予防が期待できます。当院では、随時装具の相談を承っております。

 オーダーメードの装具をご希望の場合、装具採型・採寸日として、毎週金曜日18時に、えびす義肢より担当者が参りますのでお申し付けください。事前予約制です。

 オーダーメードの場合でも、保健適応可能です(立替払い必要)。

装具外来は毎週木曜日

 

 スポーツ外来
 私自信、野球、サッカー、テニス、ゴルフ、水泳、ボート、柔道、空手、マラソン、スポーツジム通い等々、過去結構スポーツに慣れ親しんでおり、今でも、休みの日には、体を動かすようにしています。運動することで、体の隅々に血液がいきわたり、新陳代謝が活発になり、強靭な筋骨格形成のみならず、集中力upにもつながります。幸い、大きなケガ無く、今に至りますが、周りを見ますと、結構な割合で、ケガや骨折をした知人がおります。

 どのような競技であっても、そして、プロでも一般の方でも、さらには、どんなに慎重に練習・試合を行っていても、一度や二度はスポーツ障害を経験すると思います。多くの方が、しばらくの間、様子を見て、それでも症状が続く場合は、整形外科や接骨院に行くでしょう。

 当院では、骨・関節・筋・腱などの外傷や障害に対して、的確な診断とともに、保存的治療の1つとして、運動器リハビリテーションに力を入れています。 早期に社会復帰・競技復帰を目指すために、スポーツ経験豊かなリハビリスタッフとともに、訓練をしていきましょう。

オックスフォード盾レガッタでのエイトの出艇風景

2009年オックスフォード盾レガッタにて